リンドーア大活躍 インディアンス地区優勝へマジック7

【インディアンス9-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ア・リーグ中部地区の首位を独走するインディアンスは、フランシスコ・リンドーアが32号先頭打者アーチを含む2打席連続本塁打を放つなど4安打4打点の大活躍。2点リードの4回裏に先発のシェーン・ビーバーが4点を失って逆転を許したものの、直後の5回表にブランドン・ガイアーのタイムリー二塁打で1点差とし、リンドーアが逆転の2点タイムリーを放った。7回途中4失点(自責点3)のビーバーは今季9勝目(3敗)をマークしてメジャー1年目での2ケタ勝利に王手。インディアンスは地区優勝へのマジックナンバーを7とした。

敗れたブルージェイズでは、ジョン・ギボンズ監督の今季限りでの退任が報じられるなか、前日にメジャーデビューを果たしたばかりのラウディ・テレズがメジャー史上初となる快挙を成し遂げた。前日は代打で登場してメジャー初安打となる二塁打を放ったテレズ。この試合では「6番・一塁」で自身初の先発出場を飾り、第1打席から2打席連続で二塁打を放つなど3安打1打点の活躍を見せた(3安打はいずれも二塁打)。メジャーでの最初の3打席でいずれも長打を放ったのは1920年からのライブボール時代以降ではメジャー史上初の快挙。2016年にAA級で23本塁打を放った実績のある若き左のスラッガーが、最高の形でメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートした。

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