Wソックスが延長戦を制す 11回デービッドソン決勝打

【ホワイトソックス5-4インディアンス(延長11回)】@プログレッシブ・フィールド

ホワイトソックスはアビサイル・ガルシアとヨアン・モンカダのタイムリー、オマー・ナルバエスの9号ソロで3回表までに4点を先行。その後、3回裏にフランシスコ・リンドーアの36号ソロとマイケル・ブラントリーの17号ソロで2点、8回裏に暴投と押し出しで2点を失って同点にされ、試合は延長戦に突入したものの、11回表二死1・3塁のチャンスでマット・デービッドソンがライトへの勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝点となった。ホワイトソックスは連敗を3でストップ。9回からの3イニングを無失点に抑える好リリーフを見せた6番手のヘクター・サンティアゴが今季6勝目(3敗)をマークした。

ホワイトソックスのリック・レンテリア監督は「我々は出場可能な選手を全員起用した。選手たちはしっかり戦ってくれたよ」と11回までもつれた総力戦を振り返った。先発のジェームス・シールズは6回2失点と試合を作り、2番手のアーロン・バマーも7回裏を三者凡退に抑えたものの、8回裏はリンドーアの三塁打と暴投で1点差とされ、一死1塁となったところで降板。3番手のロブ・スケーヒルと4番手のケイレブ・フレアはそれぞれ打者1人に四球を与えてピンチを広げ、5番手のフアン・ミナヤが二死後に押し出し四球で同点に追い付かれてしまった。それでも6番手のサンティアゴがインディアンス打線を封じ、11回表にデービッドソンが決勝打。レンテリアが語ったように、地区王者相手に粘り強く戦い続けた結果の勝利と言えるだろう。

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