ブリュワーズ 2011年以来7年ぶりのポストシーズン進出

【ブリュワーズ2-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ブリュワーズは2対1でカージナルスとの接戦を制し、敵地でのカージナルス3連戦を見事スイープ。地区優勝を果たした2011年以来7年ぶりとなるポストシーズン進出が決定した。先発のヨーリス・チャシーンは5回60球1失点と試合を作り、1点リードの6回からは4人のリリーバーによる継投で逃げ切り。打線が5安打2得点に抑えられるなか、カージナルス打線を2安打1得点に封じてみせた。好投したチャシーンは今季15勝目(8敗)。8回途中から登板した5番手のジェレミー・ジェフレスが今季13セーブ目をマークした。

一方、痛恨の被スイープを喫したカージナルスは3年ぶりのポストシーズン進出が非常に難しい状況に追い込まれた。4回裏一死満塁のチャンスでジェッド・ジョーコが犠牲フライを放ち、一度は同点に追い付いたものの、リリーフ陣が踏ん張れず、直後の5回表に勝ち越し点を献上。8回表には二死からマット・カーペンターが四球を選んで出塁し、次打者ホゼ・マルティネスが三塁への内野安打を放ち、三塁手マイク・ムスターカスから一塁への送球が逸れる間に代走のアドリス・ガルシアが同点のホームを目指したものの、三塁を回ったところでまさかの転倒。本塁でタッチアウトとなり、数少ない得点のチャンスを逃してしまった。ワイルドカード2位のロッキーズとは1.5ゲーム差。残り3試合に全勝し、ロッキーズの結果を待つしかない状況だ。

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