マーゴがスキを突いた好走塁 パドレスサヨナラ勝ち

【ダイヤモンドバックス3-4xパドレス(延長10回)】@ペトコ・パーク

9回の表裏で1点ずつを取り合い、3対3の同点で延長戦に突入した一戦は、10回裏一死から三塁打で出塁したマニュエル・マーゴがダイヤモンドバックス守備陣のスキを突く好走塁で生還し、パドレスが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。勝利したパドレスは66勝96敗の地区最下位でレギュラーシーズンを終了。一方、サヨナラ負けを喫したダイヤモンドバックスはシーズン終盤までドジャース、ロッキーズと熾烈な優勝争いを繰り広げたものの、最終的には82勝80敗の地区3位で今季の戦いを終えた。

パドレスは2回裏にマーゴの8号ソロで先制し、4回表に先発のジョーイ・ルケーシーがケテル・マーテイに14号ソロを浴びて同点に追い付かれたものの、5回裏にフランミル・レイエスのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。しかし、ダイヤモンドバックスは6回表にスティーブン・スーザJr.の5号ソロですぐさま同点に追い付き、9回表にはソクラテス・ブリトーの犠牲フライでついにリードを奪った。その裏、パドレスは一死1・2塁のチャンスでエリック・ホズマーがレフトへのタイムリーを放って同点とし、10回裏には三塁打で出塁したマーゴが、次打者フランシスコ・メヒアがワンバウンドのボールを振って三振に倒れたあと、捕手のジョン・ライアン・マーフィーが一塁へ送球している間に生還。なお、ダイヤモンドバックスの平野佳寿とパドレスの牧田和久に登板機会はなかった。

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