第11回創造アイディアロボットコンテスト長崎市中学生大会が14日、同市三川町の市立三川中体育館であり、出場した生徒たちが自作のロボットの出来栄えを競った。
制限時間内にボールを移動した数で競う「基礎部門」に5校21チーム、制限時間内に発泡スチロールでできた箱を持ち上げて棒に刺す数で競う「活用部門」に6校10チームが参戦した。生徒は真剣な表情でコントローラーを操作し、練習の成果を発揮していた。
活用部門で優勝し、最も優れたロボットを製作したチームに贈られる「ロボコン大賞」を受賞したNALS(茂木中)の成瀬蘭華(なるせらいか)さん(15)らは「動きがスムーズになるよう計算してロボットをつくった。昨年は全国大会で準優勝だったので、今年は全国制覇したい」と抱負を語った。
参加した全チームが県大会(11月4日・雲仙市)に出場する。
各部門の上位チームは次の通り。
▽基礎部門 (1)隼&琉(東長崎)(2)POSSUMUS(精道三川台)(3)凜(南)虎まる(同)▽活用部門 (1)NALS(茂木)(2)スピリットエース(同)(3)シバシバ(日吉)大上(仮)(精道三川台)