7年ぶりのNEWモデル!チベット代表の2018新ユニフォームをCOPAが発表

オランダを拠点とするフットボールブランドのCOPAは10月31日、チベット代表の新しいユニフォームとチームウェアを発表した。

チベット亡命政府は国家として認められていないため、チベットサッカー協会も国際サッカー連盟(FIFA)へは非加盟。そんな中でも代表チームは、数こそ少ないが親善試合を行い、国際大会にも出場している。

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そんなチベット代表のユニフォームは、世界的に人気が高かった2001年と2006年のHummel製を経て、2011年よりCOPAが担当している。

今回リリースの2018年モデルは、実に7年ぶりの新作。今年5月から6月にかけて開催されたFIFA非加盟チームによる世界大会「2018 CONIFAワールドフットボールカップ」で初披露され、ユニフォームファンの間では正式リリースを期待されていた。

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Tibet 2018 COPA Home

7年ぶりとなるNEWホームキット。デザインは2011年モデルと同様に雪山獅子旗(チベット亡命政府旗)のデザインをベースとし、キットカラーも旗の色に準ずる。交互に並ぶ「赤と青の光線」は、雪山獅子旗ではチベットの守護神に護られていることを表す。

シャツ全体に細かな模様の透かしプリントを施している。この模様は「吉祥格子(べルべウ)」といい、“終わりのない愛と調和、広大無辺な慈悲の教え”を意味する。

現在のエンブレムはTNSA(チベット国立体育協会)のものだが、Hummel時代はデザインが異なるTNFA(チベットサッカー協会)のエンブレムを付けていた。右袖には雪山獅子旗を装着。

コンプリートルックはこんな感じで、パンツとソックスは基本的にホワイトを着用する。

Tibet 2018 COPA Away

ホームキットと同様に今年のCONIFAの大会で初披露されたアウェイキットだが、驚いたのはその色。チベット代表のアウェイ(滅多に使われないが)といえば、ブルーやホワイトという印象だったが、NEWアウェイはワインレッドだ。(※COPAは単にレッドと表記している)。

このワインレッドは、チベット仏教僧が着る法衣(袈裟)やチベットの街並みにインスパイアされている。チベット仏教の聖地ラルンガルゴンパは、街全体が赤い。肩にはホーム・アウェイ共通で“TIBET”をプリント。

アウェイキットのエンブレムと雪山獅子旗はゴールドのモノクローム仕様。このゴールドをオレンジと解釈するなら袈裟そのものであり、雪山獅子旗に使われているイエローとみるなら、“仏教がすべての場所で永遠に栄えることを象徴”する色となる。

コンプリートルックはこんな感じで全身ワインレッド。かなりスタイリッシュな印象だ。

ここではユニフォーム以外の関連アパレルもご紹介しよう。全てのアイテムの右半身には、雪山獅子旗に描かれているスノー・ライオンをあしらっている。

Tibet 2018 COPA Training Jacket

Tibet 2018 COPA Zip Hooded Sweat

Tibet 2018 COPA T-Shirt

Tibet 2018 COPA Polo Shirt

これらチベットの各種新作アイテムはCOPAのオンラインショップで販売中。もちろん海外発送も可能だ。

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