ミッドウィークにUEFAチャンピオズリーグのグループステージ第5戦が開催。グループHではユベントスがバレンシアと、マンチェスター・ユナイテッドがヤングボーイズと対戦した。
引き分け以上でグループ突破が決まるユベントスは、負ければグループステージ敗退が決定するバレンシアの必死の攻撃を受ける展開となる。危ない場面こそあったものの、自慢の守備で無失点に抑えると、59分にクリスティアーノ・ロナウドのドリブルから最後はマリオ・マンジュキッチが押し込み先制ゴールを獲得。結局これが決勝弾となり、ホームで勝利を収めた。
今シーズンのチャンピオンズリーグで未だ得点を挙げれていないユナイテッドは、前回対戦で快勝しているヤングボーイズのゴールに襲い掛かる。センターフォワードを務めたマーカス・ラッシュフォードが何度もディフェンスラインの背後に抜け出し決定機を迎えるが、一点が遠く時間だけが過ぎていく。引き分けに終わすかに見えた後半アディショナルタイム、チャームポイントのアフロをバッサリ切ったマルアン・フェライニが値千金の決勝弾を挙げて劇的勝利。ユベントスと共に決勝トーナメント進出を果たした。
グループGではレアル・マドリードが勝ち点差で並ぶASローマとアウェイで顔を合わせた。直近の試合で格下相手に3失点を喫したレアルだったが、チャンピオンズリーグでは王者の風格を見せつける。選手全員が体を張って相手のシュートを防ぐと、47分にガレス・ベイルが隙を付いて先制ゴールをゲット。59分にはカリム・ベンゼマの押し返しからルーカス・バスケスが追加点を挙げて、アウェイの地オリンピコ・スタジアムで勝利を収めた。