ドジャースがWソックス・アブレイユの獲得について問い合わせ

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ポール・ゴールドシュミットのカージナルス移籍という大型トレードが成立したばかりの移籍市場だが、次なる大型トレードが成立に向けて動き出したようだ。NBCロサンゼルスのマイケル・デュアルテによると、ドジャースはホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)の獲得可能性について問い合わせを行ったという。ホワイトソックスが来季終了後にフリーエージェントとなる31歳のアブレイユを放出する意思があるのかどうかは定かではないが、アブレイユ獲得に興味を示しているチームはドジャースだけではないと見られている。

今季のアブレイユは8月下旬から3週間ほど戦列を離れた影響もあって自己最少となる128試合の出場にとどまり、打撃成績も打率.265、22本塁打、78打点、OPS.798(いずれも自己ワースト)と低調だった。メジャーデビューからの4シーズンで打率3割を2度、30本塁打以上を3度、100打点以上を4度、OPS9割を2度達成したアブレイユにとって極めて不本意なシーズンとなった今季だが、ア・リーグの一塁手が全体的に低レベルだったこともあり、自身2度目となるオールスター・ゲームに選出されたほか、同じく自身2度目のシルバースラッガー賞を受賞。ア・リーグの一塁手という範囲に限定すれば、トップクラスの活躍だった。

アブレイユの今季の年俸は1300万ドルだったが、年俸調停3年目(最終年)を迎える今オフは、さらなる年俸の上昇が予想される。「勝負モード」に移行するのが数年後と見られるホワイトソックスにとって、契約が残り1年となっているアブレイユを無理にキープしておく理由はなく、魅力的なトレードのオファーが届くようであれば、放出を検討する可能性もあるだろう。現時点ではドジャースの一塁は右打者のデービッド・フリースと左打者のマックス・マンシーによるプラトーン起用が想定されるが、今季35本塁打とブレイクしたマンシーが来季も同様の活躍を見せる保証はなく、豊富な選手層を生かして本格的にアブレイユ獲得に乗り出しても決して不思議ではない。