2018年の明治安田生命J1リーグで17位となり、2010年以来9年ぶりのJ2降格が決まった柏レイソル。
今季は序盤から迷走を続け、2度の監督交代を実施したが降格は回避できなかった。クラブは来季に向けて早くから動きを見せ、新監督には5年ぶりにネルシーニョ氏を招聘。そして前アビスパ福岡監督の井原正巳氏も、同じく5年ぶりにヘッドコーチへの復帰が決定している。
その柏とサプライヤーのYonexは27日、来季に向けた新しいユニフォームを発表した。デザインは「原点回帰」というべきもので、J1昇格シーズンにリーグ優勝した2011年モデルを彷彿とさせる。
Kashiwa Reysol 2019 Yonex Home
NEWホームキットの色は伝統のイエロー/ブラック。袖部分には、濃淡をつけた2色の糸を織り交ぜた杢調素材を採用。濃淡2色の糸で「チームとサポーター」を表し、一丸となって戦う様を表現している。
ユニフォームには、キシリトール効果で衣服内温度を3℃低く保つ機能「ベリークール」や、高いUVカット効果のある素材を採用。プレーヤーの疲労を軽減する効果を備えている。
コンプリートルックはこのような感じに。注目すべきはパンツとソックスの色で、J1昇格シーズンに優勝した2011年モデル以来、7年ぶりにブラックを採用となった。これについてクラブは「原点に立ち返る」と説明している。
シャツのシルエットは17-18シーズンと同様に、選手と共同開発した「プロスタイル」を採用。動きやすさはそのままに、スタイリッシュなシルエットとなる形状を用いている。
Kashiwa Reysol 2019 Yonex Away
新アウェイはホワイトを基調としたデザインで、袖部分にはホームと同様に杢調素材を採用。
各部のスポンサーは、胸は「HITACHI」、右鎖骨は「三協フロンティア」、肩は「Aflac(アフラック生命保険)」、パンツは「LAWSON」で継続。また、画像を見る限りでは左袖に「Save the Children」のロゴマークを掲出するようだ。
アウェイのコンプリートルック。ほぼホワイト一色のスタイルは、J1を優勝した2011年のアウェイキットを彷彿とさせる。こちらもまた、ホーム同様に「原点回帰」といえるだろう。
Kashiwa Reysol 2019 Yonex GK
GKユニフォームは例年通り3色を投入となった。ホームは17-18モデルと同じくグレーを基調としたデザイン。
アウェイは13-14モデル以来となるグリーンが登場。そしてサードキットには、チームカラーのイエローを採用している。
ユニフォーム販売についての詳細は、後日クラブ公式サイトで発表を予定している。