圧倒的な強さでプレミアリーグ前半戦を無敗で駆け抜けたリバプールと、ウナイ・エメリ新監督の下で公式戦22戦負けなしを達成したアーセナル。2018年を彩った両チームが年内最後に相まみえる。
リバプール
欠場者情報
守備陣に多くの負傷者を抱えるリバプール。足首の怪我でジョー・ゴメス、鎖骨の骨折でジョエル・マティプ、アルベルト・モレーノが背中の痛みで欠場が確定している。また、ジェームズ・ミルナーがハムストリングの負傷で出場が微妙となっており、オックスレイド・チェンバレンは膝の靭帯損傷からリハビリに励んでいる。
マッチプレビュー
公式戦227回目の対戦となる両カードは、リバプールが86勝61分79敗と勝ち越している。直近7試合では3勝4分と負けておらず、最長は2000年2月まで続いた14試合連続無敗だ。また今シーズンのリバプールはわずか7失点しか喫しておらず、2004-05シーズンにチェルシーが達成した失点数「15」を更新するペースである。ロベルト・フィルミーノはアーセナル戦で結果を残しており、対戦した直近6試合で8ゴールに関与している(5ゴール3アシスト)。
アーセナル
欠場者情報
12月の過密日程によりアーセナルは欠場者が続出している。シュコドラン・ムスタフィやナチョ・モンレアルは復帰の可能性があるが、ヘンリク・ムヒタリアン中足骨骨折で6週間の離脱に。さらに、エクトル・ベジェリンやコスタス・マブロパノス、ロブ・ホールディングといったDF陣が相次いで欠場が確定しており、足首に重傷を負ったダニー・ウェルベックは長期離脱中である。
【プレミアリーグ】アーセナルに悲劇…ムヒタリアンが中足骨骨折で6週間の離脱
マッチプレビュー
多くのゴールが生まれる同カード。リーグ戦ここまで計149得点を決めており、これ以上ゴールが入っている対戦カードは4つしかない。アーセナルは首位のチームとの対決では不利な成績を残していて、2008年11月のチェルシー戦に勝利して以降12試合で一度も白星を挙げておらず、直近6試合では6連敗を喫している。それでも、ピエール=エメリク・オーバメヤンは得点ランクトップの13ゴールを決めていて、今季アウェイ8戦で6得点を挙げている。