フィリーズが2年契約で鉄腕リリーバー・ロバートソンを獲得

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日本時間1月4日、フィリーズはフリーエージェントのリリーフ右腕、デービッド・ロバートソンと2年契約を結んだことを発表した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、2年契約の総額は2300万ドルで、2021年の契約は年俸1200万ドルの球団オプションまたはバイアウト200万ドルになっているという。フィリーズにとってこれが今オフ最後の大きな投手補強となる可能性が高く、今後はマニー・マチャドとブライス・ハーパーの獲得に向けて本腰を入れると見られている。

現在33歳のロバートソンは、昨季ヤンキースで69試合に登板して8勝3敗、5セーブ、21ホールド、防御率3.23、奪三振率11.76をマーク。30ホールド以上のシーズンと30セーブ以上のシーズンが各3度あり、セットアッパーとしての経験もクローザーとしての経験も豊富である。フィリーズでは昨季台頭したセランソニー・ドミンゲスと8回・9回の2イニングを分担することになると予想されており、フィリーズはクレイグ・キンブレルやザック・ブリットンといった大物リリーバーのマーケットから撤退することが濃厚となった。

そして、いよいよフィリーズはマチャドとハーパーの獲得に向けて動き始めることになる。ただし、予算の制約上、「ダブル獲得」を実現させることは難しく、最終的にはターゲットをどちらか一方に絞ることになりそうだ。同地区で長年対戦してきたこともあり、ハーパーの魅力を存分に理解しているであろうフィリーズだが、外野にはすでにアンドリュー・マカッチェンを加えており、外野の選手層は十分。現状の正三塁手であるマイケル・フランコを放出して三塁にマチャドを加えるのが理想の展開だろう。ただし、マチャドは遊撃手としてプレイすることを好んでおり、話はそれほど簡単ではない。

ロバートソン獲得により投手補強を終えたと見られるフィリーズ。この契約がマチャド&ハーパーの獲得レースが本格的にスタートする号砲となりそうだ。