2018年の明治安田生命J2リーグを11位で終えた徳島ヴォルティス。
シーズン前半は慢性的な得点力不足に苦しんだ。だが、ピーター・ウタカとダビド・バラルの途中加入で状況は好転し、一時はプレーオフ圏内の6位に迫る勢いを見せた。しかし6位を目前にして思いもよらぬ連敗地獄に陥り、結局は前年の7位を下回る順位でフィニッシュとなった。
その徳島が10日、2019シーズンに向けた新しいユニフォームを発表した。サプライヤーはMizuno(ミズノ)で継続する。
Tokushima Vortis 2019 Mizuno Home
NEWキットのデザインコンセプトは、徳島県を代表する「鳴門海峡の渦潮」。プレーオフ圏を目前に失速した昨季の悔しさをばねに、さらに力強さを増していく勢いを“渦潮の水しぶき”で表現している。
シャツはクラブカラーで彩り、渦潮や藍に代表される徳島の「ブルー」をベース。そして眉山に代表される自然の「グリーン」、そして情熱の「レッド」を差し色に使う。
パンツにもブルーを使用。上の画像には無いが、ソックスの色はネイビーを基調とする。
Tokushima Vortis 2019 Mizuno Away
アウェイキットのデザインはホームと同じ。幾重にも重なる直線と点とで、激しく交わる渦と水しぶきを表現している。
各部のスポンサーは公式発表前につき変更の可能性もあるが、画像では胸が「POCARI SWEAT(ポカリスウェット)」、右鎖骨が「BODYMAINTE(ボディメンテ)」、左袖は「アース製薬」、背中上は「大塚製薬」、パンツが「阿波銀行」となっている。
なお左鎖骨のロゴはスポンサー企業ではなく、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の「FAIR PRIDE」ロゴ。アンチ・ドーピングの推進ならびにスポーツのフェアネス(公平さ・公正さ)を掲げる同団体の理念に賛同し、ロゴマークを無償で掲出する。
Tokushima Vortis 2019 Mizuno GK
GKキットは3色を投入。ホーム(1st)はブラック、アウェイ(2nd)はグリーン、サードはイエローを採用となった。
シャツの素材には「ドライサイエンスストレッチⅡ」を採用。湿度と温度が高い日本の気候を考慮した吸汗速乾性に優れた素材で、サプライヤーのMizunoによれば、徳島ヴォルティスだけのオリジナル仕様とのことだ。