カブスがブルペン補強 右腕・ブラックと1年300万ドルで合意

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比較的静かなオフシーズンを過ごしているカブスだが、戦力の強化を怠っているわけではない。日本時間1月25日、カブスはフリーエージェントのリリーフ右腕、ブラッド・ブラックと年俸300万ドルの1年契約で合意。補強を目指していたエリアの1つであるブルペンの強化に成功した。なお、具体的な金額は明らかになっていないものの、2020年の契約は相互オプションとなっており、バイアウトの有無次第ではブラックに保証されている金額は300万ドルを超える可能性もある。

カブスはクローザーのブランドン・モローが昨年11月に右肘の手術を受けて今季開幕に間に合わない見込みであり、ブラックの加入はモロー不在のブルペンに層の厚さをもたらすことになる。現時点で、カブスのブルペンはペドロ・ストロップ、スティーブ・シーシェック、マイク・モンゴメリー、カール・エドワーズJr.、タイラー・チャットウッド、ブライアン・ダンシングといった面々で構成される見込みであり、ランディ・ロサリオ、カイル・ライアン、アレック・ミルズ、ローワン・ウィック、ディロン・メープルズらがその他の候補となる。

現在32歳のブラックは、昨季オリオールズとブレーブスで合計69試合に登板して2勝4敗、12セーブ、11ホールド、防御率3.59をマーク。自己最多の71試合に登板して10勝、24ホールド、防御率2.05の好成績をマークした2016年にはオールスター・ゲームに選出された経験もあり、セットアッパーもクローザーもこなせる優れたリリーバーである。モロー不在の間はストロップやシーシェックとともに抑え役を務める可能性もありそうだ。

気になるのは、右打者を打率.243、OPS.692に抑えていたのに対して、左打者に打率.330、OPS.838と打ち込まれていた点。この傾向が続くのであれば、左の好打者と対戦しなければならないシチュエーションでは使いにくく、対右打者のスペシャリストとして起用されることになるかもしれない。