Moto2ライダー長島哲太が所属するSAGがチーム体制を発表。マシンカラーリングも初お目見え

 Moto2クラスに参戦するSAG TEAM(ストップ・アンド・ゴー)が2月12日、スペインのサバデル市内にあるチームのワークショップで、2019年シーズンのチーム体制を発表。所属する日本人ライダー、長島哲太やレミー・ガードナーが登場するとともに、バイクのカラーリングが初公開された。

 SAG TEAMは2019年、引き続きMoto2にフル参戦する長島と、レジェンドライダーのワイン・ガードナーの実子であるレミー・ガードナーを起用。長島はIDEMITSU HONDA TEAM ASIAからの移籍となり、2年ぶりに同チームに復帰する。

長島哲太(SAG TEAM)

 26歳の長島は、Moto2にフル参戦するただひとりの日本人ライダー。2014年からMoto2にフル参戦したが2015年にはCEVレプソルインターナショナル選手権に戦いの場を移した。2017年からは再びロードレース世界選手権Moto2に復帰。2018年にはIDEMITSU HONDA TEAM ASIAから参戦し、第15戦タイGPではシーズン最高位となる8位フィニッシュを果たした。SAG TEAMとは、2019年から2年間の契約を結んだことが、昨年10月に発表されている。

 また、SAG TEAMはこの日、2019年は新たにマレーシアの仮想移動体通信事業者、XOXがタイトルスポンサーとなることを発表。その“XOX”がカウルに刻まれたトライアンフエンジンを搭載するMoto2マシンカラーリングが初公開された。マシンにはグリーンとホワイトを基調としたカラーリングが施されている。

 長島とガードナーのふたりは2月20日からスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われるオフィシャルテストを前に、15日から2日間、スペインのアルメリア・サーキットでプライベートテストを実施する。

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