プレミアリーグ第30節が9日に行われ、マンチェスター・シティがホームでワトフォードと対戦。トッテナム・ホットスパーは、吉田麻也が所属するサウサンプトンとのアウェイ戦に臨んだ。
【プレミアリーグ】準備万端のシティはエティハドでワトフォードと対戦！監督不在のトッテナムは勝利をもぎ取れるか 第30節プレビュー ～Part1～
前節の試合結果でリバプールを抜いて首位に浮上したシティ。ケビン・デ・ブルイネやフェルナンジーニョといった中盤の選手を負傷で欠く中、9試合で22ゴールを決めているワトフォード相手に相性の良さを見せる。後半開始早々にラヒーム・スターリングがネットを揺らすと、一度はオフサイドとなるものの、協議の末ゴールの判定に。動揺するワトフォードを他所に、50分に再びスターリングが右足で決めてリードを広げる。さらに59分、ディフェンスラインの裏に抜け出したスタリーングが冷静に流し込み、13分間でハットトリックを達成。ホームで圧倒したシティが順当に勝利を収めた。
【プレミアリーグ】審判への抗議でポチェティーノ監督が2試合ベンチ入り禁止処分に…
リーグ戦3試合勝利なしと苦戦を強いられているトッテナムは、マウリシオ・ポチェティーノ監督がベンチ入り禁止処分を受け、サウサンプトンとの古巣対決はスタンドで見守ることとなった。ネガティブな空気が漂うトッテナムだったが、ハリー・ケインの一撃がチームに活力を与える。ハムストリングの負傷から復帰したデル・アリのパスを受けると、落ち着いて流し込みトッテナムが先制点を奪取する。ところが、後半に入ってサウサンプトンが攻勢に転じ、76分に同点に追いつかれてしまう。流れがホームチームに傾くと、81分にジェームズ・ウォード＝プラウズが直接FKを沈め、トッテナムが逆転負けを喫して試合終了。優勝遠のく痛恨の敗戦となった。
