インターナショナルウィークを終えて、各国リーグ戦が再開。ラ・リーガ第29節ではレアル・マドリードが最下位ウエスカとの一戦を迎えた。
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ジネディーヌ・ジダン新監督の船出となった前節では、冷遇されていた選手を積極的に起用してチームに活気が戻ったレアル。ウエスカ戦ではGKがケイラ―・ナバスやティボー・クルトワではなく、ジダン監督の息子リュカ・ジダンがスタメンに名を連ねるサプライズ采配を振るった。
主力選手を多く温存したレアルは、連携の場面で乱れが生じて開始3分にいきなり先制点を許してしまう。今季のレアルならこのまま自滅していったものの、ジダン監督がチームを鼓舞すると、リーグ2試合連続スタメン出場となったイスコが左足で押し込み同点に追い付く。
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スコアをタイに戻して勢い付いたレアルは62分、右サイドから送ったガレス・ベイルのクロスをカリム・ベンゼマが頭で折り返し、ダニ・セバジョスが身体を投げ出してネットを揺らしてレアルが逆転に成功する。その後74分にウエスカに失点を喫したレアル。それでも、89分にマルセロのパスを受けたベンゼマが右足を振り抜き、3-2としたレアルがウエスカとの打ち合いを制した。