現地時間20日にセリエA第33節が行われ、首位ユベントスが優勝をかけてフィオレンティーナと対戦した。
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引き分け以上でタイトル獲得が決まるユベントス。第26節ナポリ戦以来となるクリスティアーノ・ロナウドが出場を果たすなど、強力攻撃陣を擁してフィオレンティーナ戦に臨んだ。公式戦ここ4試合で失点を喫しているユーベは、開始6分にフィオレンティーナのフェデリコ・キエーザがペナルティエリア右からグラウンダーのクロスを上げると、混戦から最後はニコラ・ミレンコビッチに押し込まれ、まさかの先制点を献上する。
本拠地アリアンツ・スタジアムが静寂に包まれる中、ユーベはセットプレーからチャンスを掴む。37分に右からのCKを獲得すると、ミラヒム・ピャニッチが右足でクロスを供給。ニアサイドで走り込んだアレックス・サンドロが頭で合わせ、ユーベが同点に追いつき試合を折り返す。
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勝って優勝を決めたいユーベは、後半に入って絶対的エースが違いを作る。53分に右サイドからC・ロナウドがワンタッチでペナルティエリア右まで進入すると、右足で上げたクロスがDFに当たってオウンゴールを誘発。勢いに乗ったユーベはその後も攻撃の手を緩めることなく攻め続け、2-1で試合終了。前人未到のセリエA8連覇という金字塔を打ち立てた。