卓球 男子 瓊浦、鎮西学院が軸 女子 三つどもえのV争い

2年ぶりの優勝を目指す男子の鎮西学院=長崎市、県立総合体育館

 4単1複の団体に男子43、女子30校がエントリー。トーナメントで競い、団体優勝校、個人のシングルス上位4人、ダブルス上位2組がインターハイの出場権を得る。(6月1~4日・シーハットおおむら)

 =男 子=
 瓊浦と鎮西学院の実力が伯仲。長崎北陽台、鹿町工、長崎工、海星などが2強を追う。
 瓊浦は昨年11月の県新人大会で優勝。個人ダブルスも中原・浅野組が制した。3月の全国選抜大会を経験した牧山、田淵らも擁しており、V2へ向けて準備は整った。鎮西学院は県新人大会個人シングルス1位の2年生川原がエース格。今月の県春季選手権シングルス翁長、西岡が1、2位に入った。シード勢が順当に勝ち上がれば、準々決勝で長崎工と鹿町工、長崎北陽台と島原工が対戦。白熱した4強争いが期待できる。
 個人は単複ともに瓊浦、鎮西学院勢が上位を占めそう。他校のエース級がどこまで迫れるか。

 =女 子=
 長崎女商、鎮西学院、瓊浦の三つどもえのV争いが予想される。長崎商、活水、佐世保商、長崎西、清峰などの有力校が続く。
 長崎女商は昨年11月の県新人大会を制し、3月の全国選抜大会にも出場。県新人大会個人シングルス優勝の浦、準優勝の赤木、3位の山鹿ら好選手がそろう。鎮西学院は山本と粒崎を軸にV4を狙う。瓊浦は県新人大会ダブルス1位の中村と田中の活躍が鍵を握る。
 4強のもう1枠は辻本が引っ張る活水、安定感がある長崎商の対決か。県新人大会は長崎商が競り勝った。市瀬ら粒ぞろいの佐世保商のほか、層が厚い清峰、長崎西も有力。個人は単複ともに3強勢が競り合いそうだ。

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