かつてリバプールなどで監督を務めたグレアム・スーネス氏が、プレミアリーグで未だ勝利のないチェルシーの現状について、フランク・ランパード監督は最も過酷な時期を過ごしていると語った。
ランパード監督はロマン・アブラモビッチが2003年にチェルシーの会長に就任してから14番目の指揮官であり、1分1敗とリーグ戦で未だ勝利していない。それでもスーネス氏は、ランパード監督がアブラモビッチ会長が到着してから最も困難な仕事を引き受けていると語った。
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「アブラモビッチ会長在任中に就任した監督の中で、今が最も難しい仕事だと思う。監督自身が作ったわけではない過酷な状況がそれを物語っている。補強の禁止も大きな問題だし、過去5~6年の間プレミアリーグで最高の選手だったエデン・アザールを失うのは簡単な事ではない。彼には時間が必要だし、今見ているものでフランク・ランパードを判断することはできない。このチームは最前線の選手たちが素晴らしい。しかし守りを強いられた時、“彼らからゴールを奪うのは難しい”と思うチームは多くないだろう」。