町立小中にマスク寄贈 長崎新聞時津販売店

相川教育長(左)にマスクを手渡す永田所長=時津町役場

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、西彼時津町の長崎新聞時津販売センターは20日、紙マスク1800枚を町立小学校4校に寄贈した。今後も町立中学校2校を合わせた計6校に、布製マスク2400枚を順次贈る。
 同センターの永田順毅所長が「時津町に少しでも恩返しできれば」と思い立った。町役場であった贈呈式で永田所長は「一日も早くまちなかで子どもたちの元気な姿が見られるよう願っている」とあいさつ。相川節子教育長は「マスク不足の折、ありがたい。お気持ちは子どもたちに伝わる」と礼を述べた。
 同センターは布製マスクの製作を佐賀県の手芸店などに依頼しており、紙と布の計4200枚は120万円相当。町教委によると、町立小中学校の児童生徒は2572人(小学生1734、中学生838)。

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