新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県は15日、県所管域で新たに90代男性1人が死亡し、20～50代の女性3人の感染が確認されたと発表した。いずれも濃厚接触者で、感染経路不明者はいなかった。
亡くなった男性は小田原市居住で、クラスター（感染者集団）が起きた同市立病院（同市久野）に入院していた。既往症があり、同室の別の患者が感染したことからPCR検査を実施したところ、12日に陽性が確認された。同市居住で同病院に勤務する40代の女性看護師の感染も判明した。
このほか、秦野市居住で湘南泉病院（横浜市泉区）に勤務する50代の女性看護師の感染が確認された。平塚市居住の20代女性は既に感染が判明している40代女性の同居家族で、無症状だった。
