県立上五島高(古賀巖校長、315人)の1年生108人がこのほど、家庭科の授業の一環で布マスク製作に取り組んだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、衛生意識を向上させ、自分にできることを考えてもらう目的がある。4クラスに分かれて実施した。13日は35人が参加。綿の布を織ってミシンで縫い、ゴムひもを通した。生徒たちは生地を裁断するときに協力したり、折り方を教え合ったりした。
完成したマスクは2、3年生に配布した。湯川茉琴さん(15)は「布に型を起こすのが難しかった。人に使ってもらう物なので丁寧に縫うことを心掛けた」と話した。
上五島高1年生が布マスク製作に挑戦
- Published
- 2020/05/22 14:30 (JST)
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