感染防止策講じ 合同企業面談会 松浦、高校生57人ら参加

地元企業の採用担当者の説明に聞き入る高校生=松浦市文化会館

 松浦市内での就労や企業の人材確保を支援する合同企業面談会が4日、同市志佐町の市文化会館であり、高校生や一般の求職者が地元の企業の採用担当者と面談した。
 同市と江迎公共職業安定所の主催。同日は午前中に高校生、午後からは一般の求職者を対象に開いた。高校生を対象にした面談会には周辺の松浦高、北松農高、鹿町工高の県立3校から57人が参加。市内の製造業、水産加工業、福祉施設、病院など12社がブースを設け、採用担当者が仕事の内容や待遇などを説明した。
 今年は新型コロナウイルス対策としてブースの間隔を広く空け、仕切りや学生との間にアクリル板のついたてを設けるなど感染防止策を講じた。
 北松農高3年、内野聖那(せな)さん(17)=同市御厨町=は「地元での就職を希望している。採用担当者には仕事の内容や会社の雰囲気などを聞きたい。企業に自分の熱意を伝えられれば」と話した。

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