来春の諫早市長選 山村氏が出馬意向

山村健志氏

 任期満了に伴う来春の諫早市長選に、元国土交通省職員で新人の山村健志氏(46)が立候補する意向を固めたことが8日、長崎新聞社の取材で分かった。同市長選への出馬意向を明らかにしたのは山村氏が初めて。
 関係者によると、市内の企業経営者らが今年春、山村氏に立候補を要請し、受諾した。山村氏は6月中旬、同省を依願退職した。
 山村氏は西彼長与町出身。1996年、旧建設省(現・国交省)に入省。九州地方整備局などを経て、2017年4月から今年3月まで長崎河川国道事務所諫早出張所長。在任中、本明川の河川整備や競技用ボートの練習拠点化、国営諫早湾干拓事業で創出した干陸地の利活用に努めた。諫早市在住。
 3期目の宮本明雄市長(71)は態度を明らかにしていない。

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