猛暑続く 8月最終週は全国的高温 早期天候情報

 17日は静岡県浜松市で、全国高温歴代1位タイとなる41.1℃を観測した。その他、岐阜県や宮崎県でも40℃近い猛暑となった所がある(午後2時半現在)。

 18日(火)も東海や西日本を中心に晴れて、昼間は猛烈な暑さとなる所がある見込み。岐阜や岡山、山口、福岡、大分、熊本や鹿児島などは、気温が38℃前後まで上がり、場所によっては40℃に迫る暑さとなりそうだ。

 向こう2週間も、引き続き暖かい空気に覆われやすい地方が多く、気温の高い日が多くなりそうだ。特に、東海や西日本や沖縄・奄美は23日(日)ごろから、関東甲信や東北は24日(月)ごろから、北海道は25日(火)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見通し。
 このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理や熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。屋外での活動等では飲料水を十分に確保し、日陰を利用する熱中症対策を進めるよう心がけたい。人とのじゅうぶんな距離がとれる場合は、熱がこもりやすいマスクを外すなど、少しでも暑さを和らげる工夫が必要だ。

早期天候情報とは

17日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP.jpg

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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