長崎県内全3年生球児へ 「高校野球を支援する会」が記念品贈呈

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記念品の皿を受け取った長崎南山の冨崎前主将(左から2人目)と長崎商の相川前主将(中央)=県営ビッグNスタジアム

 元球児や有志でつくる「長崎県内の高校野球を支援する会」が19日、県高野連加盟59校(硬式、軟式)の3年生部員全員に記念品の皿を贈った。コロナ禍で甲子園や各種大会が中止になるなど、異例の悔しさを味わってきた球児に思い出をと、県内OB会を中心に広く支援金を募っていた。
 記念品は直径約25センチの波佐見焼の絵皿。硬式、軟式それぞれ、今夏の県大会(全国選手権予選の代替大会)の名称や出場校名のほか「夢・希望・感謝・絆」の文字が記してある。3年生部員と各学校1枚ずつ計723枚製作。支援金は約235万円集まり、余剰63万円は県高野連に寄付した。
 県営ビッグNスタジアムで試合前に贈呈式が行われ、同会世話人代表で海星OBの宿輪幹彦さんらが、3年生代表と西田哲也県高野連会長に記念品と寄付金を手渡した。
 宿輪さんは「異例の夏だったが、今年も大きな感動をいただいた。球友は一生の宝。野球で学んだことが、これからの人生の支えになることを祈念している」と激励。長崎南山の冨崎康寿前主将は「たくさんの支えがなければ、最後に自分たちの成果を見せることもできなかった。人として恥じないように頑張りたい」、長崎商の相川晃甫前主将は「特別な年で今まできつかったが、3年間頑張ってきて良かった。高校野球で学んだことを生かしていく」と次のステージでの活躍を誓った。