菅首相、公明と親密さアピール 党大会に出席、山口代表と「グータッチ」

菅義偉首相(資料写真)

 菅義偉首相(自民党総裁、衆院神奈川2区)は公明党大会に首相として初めて出席し、同党との親密さをアピールした。

 公明とは自民内でも有数の太いパイプを持つ首相。来賓あいさつでは、自身が横浜市議選に挑戦した際、市政に関するアンケート用紙を配って有権者の声を聞いたことを紹介した。公明も重要政策について全国的なアンケートを実施していることに触れ、「しっかり国民の声を吸い上げ、政府に何回と要請する。私は公明党の皆さんの政治に心から拍手を送る者の一人だ」と敬意を表した。

 公明が長年取り組んできた不妊治療への支援についても「できるだけ早く保険適用できるようにしたい」とあらためて表明。あいさつ後は公明の山口那津男代表と「グータッチ」を交わし、会場からの拍手に両手を上げて応えた。

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