飲料水やお茶などのペットボトルを、ケース買いしている方は多いと思います。かさばって重いので、ネットスーパーや通販でケースごと購入して自宅まで配達を頼んでいる人もいるでしょう。問題はそのあと。買ってきた段ボールのまま、そのままキッチンの片隅に箱ごと積んでおくだけでは生活感丸出し。せっかくならペットボトルもおしゃれにストックしたいものです。
この記事では、ペットボトルをおしゃれにすっきりと収納できるアイデアを、常温と冷蔵のそれぞれの場合に分けて紹介します。ご自宅でペットボトルをストックするときには、ぜひ参考にしてください。
常温で保管する際のおすすめ収納アイデア6選
ペットボトルをケース買いした場合、冷蔵庫に入れられる本数には限りがあります。1〜2日で飲む分だけを冷やしておいて、あとは減った分だけ補充する、といったご家庭が多いいはず。そうなると残りは常温で保管することになります。キッチンが広ければキッチンに、狭ければダイニングやほかの部屋にとりあえずストックしておく以外にありません。目に付く場所に置くのであれば、できるだけおしゃれに保管してみませんか。まずは常温でペットボトルをストックするときの収納アイデアを紹介します。
専用のストッカーでスペースを有効活用
キッチンに、ちょっとした隙間はありませんか？ たとえば冷蔵庫の横や食器棚と壁の間に、数十センチのスペースが空いたままになっていないでしょうか。そんなデッドスペースには、専用の収納グッズを利用するのがおすすめです。
ホームセンターやネット通販で、このようなスリムタイプのストッカーを探してみましょう。冷蔵庫と食器棚のわずかな隙間にぴったり収まり、普段は中身が見えないためすっきりと片づけられるのがうれしいですね。重たいペットボトルは、ストッカーの一番下に収納すると安定します。重たくなっても、キャスターが付いているので引っ張りだすのも楽です。
強度のある収納ボックスにまとめて管理
台所に収納スペースを見つけられない場合には、強度のある収納ボックスにまとめて入れて保管するといいでしょう。シンプルなものを選ぶと、キッチンに置いてもインテリアの邪魔をしません。
収納ボックスを選ぶときには、耐荷重をチェックするのがポイントです。ペットボトルの重さは500mlで約500g、2Lだと約2kgなので、収納する本数の重さに耐えられるボックスを選ぶようにしましょう。
たとえば無印良品のボックスは約40cm四方で収納部の耐荷重も13.5kgあるので、2Lのペットボトルなら6本が収納可能。フタはしっかりロックでき、最大3段まで積み重ねられます。
ファイルボックスでも代用
専用のストッカーや収納ボックスが必要になるほど大量には買い置きしない場合には、ファイルボックスで代用可能。ペットボトルをそのまま出しておくよりも見た目がすっきりするうえ、1度に持ち運べるので便利です。
シンプルなデザインを選べば、お部屋に置いても気になりません。素材によって中身が透けて見えるクリアタイプと、中身が見えない不透明のタイプがあるので、お部屋のイメージや好みにあわせてチョイスしましょう。
ワゴンにまとめて収納
キッチンにスペースがあるようなら、ワゴンに収納しましょう。ペットボトルは500mlのもので20.5cm、1.5Lと2Lのものだと高さが31cmあるので、棚の高さを確認する、もしくは高さが調節できるものを選ぶのがおすすめです。
プラスチック製ではなく、スチール製のものが壊れにくくおすすめです。カラーはキッチンのイメージにあわせて選ぶとおしゃれに収納することができます。
キャスター付きケースは移動しやすく便利
ペットボトルの常温収納には、コロコロと移動できるキャスター付きのケースもおすすめです。とくにキッチンが狭いなど定位置が決められない場合には、状況に応じて移動できるので便利に使えます。
また、フタつきのケースだとよりおすすめです。フタを付けると中が見えなくなるのですっきりするうえ、ホコリの侵入も防げます。普段はキッチンの片隅に置いておき、ペットボトルを冷やすときには冷蔵庫の前までコロコロ移動できるのでおすすめです。
掃除も簡単
キャスター付きのワゴンやケースをペットボトルの収納に活用すると、掃除も簡単です。通常のケースに入れて置いておくと、掃除のたびに持ち上げて移動しなければなりません。2Lのペットボトルが6本入っているケースだと、重さは12kgにもなるため持ち上げるのもひと苦労です。
その点キャスター付きのワゴンやケースに移し替えておいた場合には、掃除機をかけるときにもスッと横に移動させるだけ。よいしょと持ち上げる必要もないので、うっかり腰を痛めてしまう心配がないので安心です。
カゴやバスケットを利用
ペットボトルを常温で収納するときには、カゴやバスケットを利用するのもおすすめです。ストッカーやワゴンなどと比較すると機能性には欠けますが、そのぶんデザイン性が高いため、ペットボトルをインテリアの一部としてディスプレイ感覚で収納できます。
カゴやバスケットを利用するポイントは、あえて中身を見せてディスプレイできる収納を考えることと、素材の特徴を活かすこと。ナチュラルなお部屋には自然素材を使ったカゴや木の箱を使い、モダンテイストなお部屋ならスチールやワイヤーなどでスタイリッシュさを演出するとおしゃれに見えます。
ナチュラルなカゴはインテリアとよくなじむ
自然素材で編まれたナチュラルなカゴは、インテリアとよくなじんでおしゃれなキッチンを演出できることがポイントです。ナチュラルテイストをイメージしたキッチンなら、とくにしっくり溶け込みます。
大ぶりで四角く編まれたカゴなら、ペットボトルの収まりもよく出し入れも楽。キッチンの中ではなく、ダイニング側に置いても様になります。インテリアの一部として楽しむのであれば、ストックするペットボトルもミネラルウォーターなどラベルがおしゃれなものを選ぶのがおすすめです。
スタイリッシュなワイヤーバスケットは掃除もしやすい
ワイヤーバスケットの中でも、シルバーに輝くスチール製のものは、スタイリッシュにペットボトルを収納できるアイテムです。ワイヤーバスケットはモダンテイストな部屋だけではなく、ナチュラルテイストの部屋にもなじみます。中に入れたペットボトルがワイヤーの編み目から見えるので、見せるデザインのボトルのものを選ぶとインテリア性が高まります。
ワイヤーバスケットは網目のところにホコリがたまってしまったとき、ジャブジャブと水洗いできることもポイントです。網になっているため乾燥も速く、いつでも清潔に使えます。
オリジナルのボックスをDIYする
おしゃれなペットボトル収納を楽しむのなら、オリジナルのボックスをDIYしてみませんか？オリジナルなら部屋のテイストにぴったりのものを用意できるのでおすすすめです。部屋のイメージにあわせられるというだけではなく、ペットボトルの大きさにあわせたジャストサイズのものが作れることもうれしいポイントです。キャスターも付けて楽に移動できるようにしたり、ひっぱりやすいように持ち手を付けたり、仕様にもこだわりをプラスできます。
冷蔵庫内で保管する際のアイデア3選
ペットボトルを冷蔵庫内に保管するときには、ドアポケットを利用する方が多いでしょう。しかしたくさん冷やしておきたいときにはスペースが足りないことも。スペースを無理やり空けて詰め込むと雪崩のように崩れてきてしまう心配もあります。
とくに夏は飲み物の消費も激しいし、冷蔵庫を整理して、なるべくたくさんペットボトルを収納できる方法を知りたいと思う方も多いはず。ここからはペットボトルの冷蔵庫収納のアイデアを三つ紹介していきます。
ブックエンドをストッパー代わりに利用する
冷蔵庫の高さが足りず、ペットボトルを立てて収納できない場合は寝かせて入れるほかありませんが、丸いボトルだとコロコロ転がってしまうのが困りもの。
そんなときには、ブックエンドを仕切りとして利用するのがおすすめです。収納するペットボトルの本数によって位置をずらすだけで調整でき、立派にストッパーとしての役目を果たします。ブックエンドは100均などでも手軽に入手できるのもポイントです。サイズも豊富なので、冷蔵庫の棚の高さに収まるものを選ぶようにしてください。
大きめのプラスチック保存容器に入れる
ペットボトルを冷蔵庫の中に立てて収納するときには、大きめのプラスチックの保存容器に入れておくのがおすすめです。保存容器に立てて収納しておくと、容器自体を引き出すことで、奥にあるペットボトルも楽に取り出せることがうれしいポイント。
奥にどの種類が入っているかを確認するのも簡単ですし、なにより取り出すときにいちいち前のボトルをどける必要がありません。またプラスチック保存容器であれば、汚れてしまったときでも簡単に水洗いができるため、冷蔵庫内を清潔に保つことも可能です。
野菜室なら高さもあり、しまいやすい
収納力のある引き出し式の野菜室なら、高さがあるので1.5Lや2Lのペットボトルでも立てて収納可能です。近年では、高さのあるものを入れるためのスペースが手前に確保された野菜室がが増えています。大きなペットボトルの消費が多いならそのような冷蔵庫を選ぶと合理的です。
野菜室収納の大きなメリットは、一般的に腰よりも低い位置にあることが多いため、ペットボトルの出し入れが簡単なこと。2Lなどの大きなペットボトルは冷蔵室に保管すると、小さな子供だと取り出しにくい場合があります。その点低い位置にある野菜室だと、子供でも楽に出し入れできることがポイントです。大きなペットボトルの消費が多いご家庭なら、野菜室を活用してみてください。
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