スポーツパークいさはや命名式 市長「親しめる施設に」

宮本市長(左)から賞金を贈られた鶴田さん=諫早市第1野球場

 長崎県諫早市が同市久山町の久山港埋め立て地に整備した複合スポーツ施設「スポーツパークいさはや」の命名式が21日、市第1野球場で開かれた。4216通の応募の中から選ばれた命名者に賞金が贈られた。
 同施設は同埋め立て地約10.8ヘクタールに二つの野球場、サッカー広場、スケートボード場を2014年度から整備。総事業費は約53億円。第1野球場とスケートボード場は18年夏、第2野球場とサッカー広場は19年夏からそれぞれ供用開始され、今年春、完成した。
 命名式には、市や野球関係者ら約50人が出席。宮本明雄市長が、命名者3人のうち同市の鶴田真帆さん(27)に賞金を手渡した。鶴田さんの命名理由は「野球とサッカー、スケートボードが一カ所でできる珍しい場所。『パーク』という名前がふさわしいと考えた」という。宮本市長は「多くの人がスポーツを楽しみ、憩いの場として親しんでもらえる施設にしたい」と述べた。

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