神奈川県秦野市は12月に無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントを開設する。新型コロナウイルスや防災情報などを素早く発信する狙い。
市民が道路の陥没や遊具の破損、不法投棄などを発見した際に、現場の写真や位置情報などを添付して市に送信できる仕組みもある。従来より、事態の把握や対処までの時間を短縮する効果を期待する。
居住場所に即した防災マップや洪水ハザードマップ、避難所を確認できるほか、火災の発生や市のイベントなどを通知する機能もある。
市はこれまで、ホームページやツイッター、広報紙などで情報発信してきたが、幅広い世代が活用しているLINEを新たに加えることで周知を徹底したい考えだ。12月1日から運用する予定。問い合わせは、市広報広聴課電話0463(82)5117。