同じじゃないの!?「Do not」と「Don’t」の違いと使い分け方

毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪

同じじゃないの!?「Do not」と「Don’t」の違いと使い分け方

学生時代、英語の授業で「Do not = Don’t」と習ったという方が多いと思います。

ところが実は“do not” を省略するかしないかでニュアンスが変わります!今朝はこの2つの表現にどんな違いがあるか?について紹介します。

まずは “do not” の例文から見てみましょう。

例)
A: Do you like watching movie? (=映画を観るのは好きですか?)
B: I do not watch movies.(=映画は観ないの!
A: You don’t like it that much?(=そんなに嫌いなの?)

do not ~:(強めに)~しない

省略しない “do not” は、省略した場合よりも「~しない」ことを強める表現になります。“do” が後に続く “not” 強調する役割になり、否定の意思が強くなります。

では、省略形 “don’t” はどうでしょうか?

例)
A: Do you like watching movie?(=映画を観るのは好きですか?)
B: I don’t watch movies. (=映画は観ません
A: Really?(=そうなの?)

このように “don’t” は特に強調せず、さらっと否定するニュアンスです。

don’t ~:~しない

特に強く否定したいわけではない場合は、 “don’t” を使いましょう。

普段から何気なく使う英語の中にも、“do not” と “don’t” のように省略でニュアンスが変わってしまう単語があるということをぜひ覚えておいてくださいね!

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

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