新潟県燕市と三条市で新たに新型コロナウイルス感染者を4人確認

新潟県健康対策課の志田憲一課長補佐

新潟県は10日15時30分、燕市と三条市で県内373例目から376例目となる新型コロナウイルス感染症患者が4人確認されたと発表した。

373例目は燕市在住で無職の80歳代女性。8日に確認された365例目燕市の患者の濃厚接触者として同日検体を採取、9日に陽性が判明した。現在は咳の症状があり、県内協力病院に入院している。濃厚接触者は1人。

374例目は三条市在住の10歳未満の男児。クラスターの発生した三条市の保育園の園児で、1日に接触者として検体を採取し、陰性が確認されていたが、家族に陽性者が確認されたため8日に再度検体を採取し、9日に陽性が確認された。現在は無症状で、濃厚接触者は1人。

375例目は三条市在住で会社員の30歳代女性。2日に保育園関連の接触者として検体を採取、3日に陰性が確認されたが、8日に咳などの症状がありA医療機関を受診し再度検体を採取。9日に陽性が判明した。現在は発熱、頭痛の症状がある。濃厚接触者は2人。

374例目、375例目は宿泊療養施設を含めて入院を調整中。本日の2人を含め、保育園関連の感染者の合計は14人となった。

376例目は三条市在住で会社員の60歳代男性。8日に発熱、咳、咽頭痛などの症状があり、9日にB医療機関を受診し陽性が判明した。現在も発熱や咳の症状があり、県内協力病院に入院済み。詳しい行動歴や接触者・濃厚接触者は現在調査中である。

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