長崎開港450周年補助事業 グルメ大会など10件選定、来年実施 長崎市

選定された補助事業一覧

 長崎市は17日、県内に拠点のある団体などを対象に、8月から10月末にかけて公募した「長崎開港450周年記念連携補助事業」の選定結果を発表した。九州の海の幸を提供するグルメ大会や、親子で参加できる体験型イベントなど10件を選んだ。
 40件の応募があり、学識者や観光関係者らでつくる審査会が、プレゼンテーションなどを通して選定。市が事業費として100万円を上限に補助する。10事業のいずれも2021年中に実施を予定している。
 選定事業のうち、「Sea級グルメ九州大会inNAGASAKI」は、おくんち広場(元船町)で11月13日に開催予定。九州各地の海の幸を特設ブースで提供するほか、長崎港周辺の港湾施設を巡るウオークラリーイベントなどもある。
 長崎サンセットマリーナ(福田本町)などで5月と10月に実施される「長崎UMIアカデミー」は、親子でクルージングやペーロン体験、水難救助訓練見学など7種類のイベントを用意する。
 このほか、長崎新聞社が唐八景公園(星取2丁目)で開催する来年度「長崎ハタ揚げ大会」も選ばれた。開港450周年を記念した一銭バタを先着2千人に配布する。

 


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