キャリア教育 活用を 支援センターDVD制作

日向市キャリア教育支援センターが制作したDVD

 日向市キャリア教育支援センター(福島重義センター長)は、小中高校生のキャリア教育に活用しようと、市内の社会人が職業観や生き方などについて語るDVD「おしえてよのなか先生」を制作した。
 同センターは2014年から、社会人が「よのなか先生」として学校を訪問し、小中高校生に働く喜びや苦労、魅力を伝える取り組みを続けている。本年度はコロナ禍で派遣できなかったことから、メッセージ動画をDVDにまとめた。
 同センターの水永正憲顧問のほか、スーパーマーケットや保育園、社会福祉協議会で働く計5人が約10分ずつ登場。「自分にとっての幸せを考え、必要なことを学ぶために進学してほしい」「仕事を通して周りが幸せになるとうれしい」などと語り掛けている。
 市内の小中高校と門川町の門川高校に配布。県キャリア教育支援センターのホームページでも鑑賞できる。
 同センターは「今後のキャリア教育に活用してもらい、コロナが収束したら、よのなか先生の派遣をまたお願いしてほしい」としている。

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