宅配便で小型家電リサイクル 新富町、業者と協定

宅配便を利用した小型家電リサイクルに関する協定を締結した新富町の小嶋崇嗣町長(左)とリネットジャパンの中村俊夫社長

 新富町は8日、パソコンなどの回収・リサイクルを手掛ける「リネットジャパン」(名古屋市、中村俊夫社長)と、宅配便を利用した小型家電リサイクルに関する協定を締結した。
 小型家電リサイクル法に基づく国の認定事業者である同社は宮崎市などと同様の協定を結んでいるが、西都・児湯地域では初めて。
 同社の宅配便リサイクルサービスは、小型家電のみだと1箱(3辺合計140センチ以内)1500円の利用料がかかるが、パソコンが含まれていれば無料となる。同社ホームページを通じて希望日時を伝えると、宅配業者が回収を行う。
 締結式は町役場と同社をオンラインでつないで開催。小嶋崇嗣(そうし)町長は「住民サービスの向上と持続可能な社会への寄与に期待する」、中村社長は「住民が協力しやすい環境をつくり、有用金属の再利用につなげたい」と話した。

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