東・西日本、沖縄・奄美に高温に関する早期天候情報 気温の変動大きく

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

日本の上空に、12月半ばからたびたび寒気が南下し、平年より気温の低い所が多くなった。 特に、10日(日)までの1週間の平均気温は、北日本や西日本で平年より3℃以上も低かった地点がある。  北陸や東海、西日本と奄美では17日(日)~18日(月)にかけて、寒気の影響で気温が平年より低くなるが、その後は暖かい空気に覆われやすく、20日(水)ごろからの5日間ほどは、広い範囲で気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、東・西日本、沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。積雪の多い地域では、なだれにも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ