みなとみらいにロープウエーのゴンドラ 初めて外に

横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区で工事が進むロープウエーに18日、つり下げられた状態のゴンドラがお目見えした=18日午前、横浜市中区

 横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区で工事が進むロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」に18日、つり下げられた状態のゴンドラがお目見えした。開業を4月22日に控えており、市民らは興味深そうに見上げていた。

 ロープウエーは全長630メートルで、同地区とJR桜木町駅前を約5分で結ぶ。フランス製のゴンドラ(定員8人)は36基あり、ポリカーボネートの窓からの開けた視界が特徴的で、360度の景観が楽しめる。

 運行する泉陽興業(大阪市)によると、この日は駅舎での作業に伴い、7台ほどのゴンドラを初めて外に出した。今後は試運転を重ねながら、開業準備を進めるとしている。

 大観覧車「コスモクロック21」などMM21地区の施設と連携したチケットを販売する予定で、担当者は「地区全体のにぎわいにづくりに役立ちたい」と話す。

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