新庁舎候補 7カ所 大村市が市有地絞り込み

 長崎県大村市の新市庁舎予定地に断層が見つかり建設地の再検討を進めている市は18日、候補地案7カ所を明らかにした。
 候補地案は新市庁舎の想定規模に必要な面積がある市有地44カ所の中から、人口の集中度合いや現状などを考慮。その結果▽大村公園の一部▽森園公園▽古賀島スポーツ広場▽現庁舎周辺▽市民プール、森園ファミリースポーツ広場▽森園運動広場、森園ファミリースポーツ広場▽上下水道局周辺-の7カ所に絞った。
 今後、市民アンケートを実施し候補地として正式に決定。地質調査や外部委員による検討、市民説明会などを通じ2022年度までに計画地を決め、25年度着工、27年度の供用開始を目指す。新市庁舎は現庁舎(玖島1丁目)裏に建設を予定していたが、地質調査の結果断層が見つかり、市は昨年1月に再検討する方針を示していた。

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