横浜DeNAドラ1入江・ドラ2牧・ドラ5池谷、キャンプ1軍スタート 三浦監督「持っている力発揮して」

開幕1軍入りを目指すドラフト1位・入江(球団提供)

 横浜DeNAは23日、首脳陣やスタッフによるオンラインミーティングを開き、2月1日から沖縄・宜野湾市で始まる春季キャンプで、ドラフト1位の入江大生投手(22)=明大、同2位の牧秀悟内野手(22)=中大、同5位の池谷蒼大投手(21)=ヤマハ=の3選手を1軍スタートにすると決めた。詳細な振り分けは近日中に発表される。

 三浦監督は「コーチの話も聞いて総合的に決めた。初のキャンプで気苦労はあるだろうが、持っている力を出してくれたら」とルーキーに期待を寄せた。

 コロナ禍でソト、オースティン、エスコバーら助っ人勢の来日時期はいまだ不透明。名前こそ明かさなかったが、若手数人を1軍に抜てきすることが濃厚だ。

 「外国人選手がいない分、若い人にチャンスが回ってくる。この世界で生き残るため、必死に居場所をつかみとってもらいたい。固定観念を持たず、フラットな視点で見ていく」と激しい競争を求めた。

 キャンプ中は1、2軍首脳陣が交互に視察し、選手らとコミュニケーションを深めることも決定。新指揮官は、1軍対2軍で行われる予定の紅白戦(7日)で初采配を振るう。

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