「佐世保国際通り病院」開院 今日から外来診療 回復期医療を充実

開院した佐世保国際通り病院=佐世保市浜田町

 医療法人心々和(ここわ)会(旧佐世保同仁会、浅井貞宏理事長)が長崎県佐世保市浜田町の佐世保同仁会病院跡地に建設していた「佐世保国際通り病院」が1日開院した。2日から外来診療を始める。
 建て替えを機に名称変更した。旧病院は1959年に開院し、65年に医療法人化。耐震化や増床を目的に、約23億円をかけて2019年9月から20年11月まで工事を実施していた。
 新病院は鉄筋鉄骨6階建て。延べ床面積約5千平方メートル。診療科目は11科目。病床数は94床で旧病院より44増えた。リハビリテーション科などに重点を置き、回復期医療を充実させる。1階は外来、2階はリハビリや健康診断など、3~5階は病棟、6階は管理部門と最大150人が入る大ホールを備える。
 担当者は「市民の皆さんにあたたかい医療・保健・福祉を提供し、病気を克服してもらえるような治療に努めたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社