南野移籍のサウサンプトンがマンUに歴史的大惨敗 ファン悲痛「監督、やめないでくれ」

マンU戦に大敗し、呆然とするハーゼンヒュットル監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表MF南野拓実(26)が加入したサウサンプトンは2日、マンチェスター・ユナイテッドに0―9で大惨敗し、大きな波紋が広がっている。

南野は登録が間に合わずベンチ外だったが、サウサンプトンは序盤に退場者を出し、苦しい状況に追い込まれると、リーグ最多記録に並ぶ9失点。しかもサウサンプトンとラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)にとっては2019年10月のレスター戦に続く「0―9」と、再び不名誉な記録をつくるという屈辱の敗戦となった。

ハーゼンヒュットル監督も「再び、恐ろしい負け方をしてしまった。もう一度この結果というのは痛みが大きい」とした上で「これは今シーズンの私たちが取り組んできたものが反映された結果ではない。心の中で何が起きたのか説明するのは難しいが、もう一度耐えていかなければいけない」とコメントした。

一方、サウサンプトンの歴史的惨敗を伝える各メディアのコメント欄には「壊滅的な敗戦だな」「本当にプレミアで戦う選手たちなのだろうか」「10位のチームは数か月後には残留争いに入る」「レフェリーが悪いな」「極東の選手は違約金の支払いを検討するだろう」「監督が辞任してもおかしくない」という書き込みが殺到した。

リバプールのファンとみられる人からは「南野はすぐに帰ってくるべき」「南野はメンバー外で巻き込まれなかった」とのコメント。さらにサウサンプトンのファンとみられる書き込みでは「南野が入れば大丈夫だろう」「監督、やめないでくれ」「それでも監督を解任しないのが、このチーム」「ハーゼンヒュットルはやめなければならない」との声が相次ぐなど、惨敗ショックが広がっているようだ。

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