西武の守護神・増田達至投手(32)が盟友、平野佳寿投手(36)のオリックス復帰を喜んだ。
第2クール初日の6日、増田は50球のブルペン投球を行った。昨年のパ・リーグセーブ王は「第1クールの3、4日目ぐらいから思うようなボールが増えている。悪いボールもまだたくさんあるんで、いいボールを増やしていきたい」と順調な調整ぶりを口にした。
一方で、この日入ってきた平野のオリックス復帰について聞かれ「入団からずっと自主トレを一緒にやってもらっていて、期間中にいろいろ話したりもしている。オリックスに帰ってくると聞いたのでまた試合前に挨拶にいっていろいろと話を聞きたい。調子の悪い時にどうしたらいいですか、とかね」と今回の決断を歓迎した。
2年連続セーブ王という観点からは強力なライバルにもなってくるが、増田は「もちろん試合になったら負けないぞという気持ちになるが、尊敬する先輩でもあるので」と平野に対する敬意を強調していた。