高校受験 コロナで追試不可の場合に特例措置 長崎県教委

 長崎県教委は22日、2021年度の県内公立高校入試で、新型コロナウイルスに感染した受験生が追試験(3月17日)を受けられなかった場合の特例措置として、中学校長の調査書などで選抜すると発表した。
 特例措置の対象は▽新型コロナに感染し、追試当日に入院または療養中▽感染者の濃厚接触者で追試当日が健康観察期間中▽海外在住で入国後14日間を経過していない-の三つ。合格発表は追試と同じ3月22日。
 21年度の県内公立高校入試は、これまでの学校推薦制度を廃止し、新たに前期・後期制を導入。生徒の受験機会は2回に増えた。後期選抜は3月9、10日。

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