【シードリング】世志琥が古傷悪化で3か月程度欠場「少しだけ時間をください」

欠場する世志琥

女子プロレス「シードリング」は9日、川崎市内で会見し、所属の世志琥(27)が首と腰の古傷悪化のため3か月程度欠場すると発表した。

3日には古巣の「スターダム」日本武道館大会に出場し、同期である岩谷麻優(28)との再会マッチに出場。だが激戦のダメージが蓄積し、しばらく治療に専念することになった。復帰時期は未定で、保持するビヨンドザシーシングル王座は返上することになった。

これに伴い、17日の東京・後楽園ホール大会では空位の王座をめぐり山下りな(31)と朱崇花(22)による新王者決定戦が行われることが決定。勝者が第5代王者になる。

世志琥は団体を通じ「今回、古傷の悪化で自分が納得いく試合ができないと判断し、また医師の勧めもあり欠場の期間を設けることになりました。それに伴い、ベルトも返上させていただくことになりました。正直、自分にとってすごく思い入れのある大切なベルトだし、これからもシードリングの中心に立って守り抜くつもりでした。必ず自分はシードリングのリングに戻ってきます。そして、またこのベルトをうちの腰に巻いてやっから! 少しだけ時間をください」とコメントを出した。

また3・17大会ではビヨンドザシータッグ王者の高橋奈七永&中島安里紗の発案で、ワンデータッグトーナメントの開催が決定。王者組の他、川畑梨瑚&花穂ノ利、永島千佳世&春輝つくし、真琴&海樹リコ、松本浩代&青木いつ希、小林香萌&笹村あやめが出場する。優勝チームは一つだけ願いがかなえられる。

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