田中将大の〝マウンド適応問題〟 楽天・石井監督は報道陣に「程度の低い問題なので」

中止発表後報道陣に対応する楽天・石井監督

楽天・石井一久監督(47)が田中将大投手(32)の〝マウンド適応問題〟についに言及した。

13日のDeNA戦(オープン戦=静岡)が雨天中止となり、先発予定だった田中将は14日の同戦にスライドすることが決まった。

順調にステップを踏んでいる右腕だが、ここまでの実戦、3試合で目につくのは足元を気にする仕草。日本のマウンドへの適応だ。そんな報道陣の問いに指揮官は「マウンド問題も程度の低い問題なのでしたくないんですけど」と語ると、こう続けた。

「そんなにマウンド、マウンドというネガティブなものはないと思う。最初の頃の練習では対応していかないといけないことですが、さすがに(キャンプから)だいぶ投げているんで、田中じゃないにしても対応はしていってくれると思います」

通常、この時期に同様の立場にいる来日1年目の外国人投手らと同じく「もう、その段階は過ぎた」ことを強調した。

田中将は4度目の実戦登板となるDeNA戦に向け「オープン戦だからという投球ではなく、抑えるためのボールを優先的に組み立てていけたらと思います」とテーマを語っている。

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