【森保ジャパン】主将DF吉田麻也は日韓戦不在か

吉田麻也

サッカー日韓戦(25日、日産)で森保ジャパンの主将を務めるDF吉田麻也(32=サンプドリア)が不在となる可能性が出てきた。

日本サッカー協会は18日に日韓戦(25日、日産)とカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(30日、フクアリ)に臨む日本代表メンバー23人を発表して主将の吉田も選出されたが、日韓戦に出場できない懸念が出ている。

協会は政府と協議のうえで3月の国際Aマッチデー期間における入国特例を定めたが、その中で海外から入国した選手は入国翌日以降も毎日検査を受けて試合まで3日間の検査で陰性が証明されなければ試合に出場できないことになった。

日韓戦の2日前にあたる23日に入国がずれ込んだ場合は試合出場が不可能となる。今回の日本代表メンバーでは吉田がクラブで21日午後3時(日本時間午後11時)にイタリア1部リーグ・トリノ戦が組まれており、通常の移動手段を取ると帰国は23日。規定をクリアできなくなる計算だ。

反町康治技術委員長は23日に入国となる見通しの選手について「懸案事項の一つ。今いろいろと準備をしている最中」と頭を悩ませており、22日までに入国できる手段がないか模索中とみられる。

吉田はピッチ内外で支柱となっている存在だけに、日韓戦で不在となれば森保ジャパンにとって大ピンチといえそうだ。

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