日本サッカー協会は18日に日韓戦(25日、日産)とカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(30日、フクアリ)に臨む日本代表メンバー23人を発表。〝森保色〟の濃い選考となった。
Jリーグで昨季圧倒的な強さで優勝し今季も首位を走る川崎勢からはDF山根視来(27)1人にとどまる一方で、森保一監督(52)がかつて指揮した広島関連の選手の抜擢が目立った。
DF佐々木翔(31)とMF川辺駿(25)の広島勢のほか、GK西川周作(34=浦和)とFW浅野拓磨(26=パルチザン)も広島時代に指導して黄金時代を築いた愛弟子だ。いずれも今季は好調で森保監督が特徴を把握していることが追い風になったようだ。
代表初招集となった川辺は「日本代表はサッカーを始めた時からの夢だったので、素直に嬉しい。これまでやってきたことが評価されて選ばれたと思うので、日本代表でも自分の力を100%出したい」と森保ジャパンでの活躍を誓った。
ちなみに同じくA代表初選出となったGK前川黛也(26=神戸)は、父親が元日本代表GKの前川和也氏(52)。森保監督とは広島やJリーグ創設前のマツダはもちろん、日本代表でもドーハの悲劇をともに経験した盟友だ。
森保監督と何かと縁がある選手たちが指揮官の期待に応えられるか注目が集まる。