去就注目の怪物FWハーランド ユニホーム投げつけの “愚挙” を謝罪

FWハーランド(右)にとってケルン戦はストレスの溜まる試合となった(ロイター)

ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)が、2―2に終った20日のケルン戦の試合終了後、自身のユニホームを相手選手に投げつけ、批判が殺到した自身の愚行を謝罪した。

スペイン紙「スポルト」によると、カタールW杯欧州予選のためノルウェー代表に合流しているハーランドは「(フラストレーションがたまる試合展開に)かなりイライラしていた。ユニホーム交換を頼んできた選手に対して投げつけるなんて間違ったことをしてしまった。怒りをコントロールできなかった。本当に申し訳なかった」と語った。

また〝怪物〟らしくスペイン1部レアル・マドリードや同バルセロナ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーなどビッグクラブの争奪戦となっている状況にも言及。「まだドルトムントと3年の契約がある。噂で動揺することはない」と冷静にコメントした。

さらに自身がポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36=ユベントス)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33=バルセロナ)の後継者に期待されていることには「彼らはベストの存在。僕があのレべルに到達するためにはまだ先の話だ」と、さらなるレベルアップを誓った。

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