楽天・石井監督が開幕前日の心境明かす「下馬評が高いのはいいこと」

楽天・石井監督

楽天・石井一久GM兼任監督(47)が25日、監督として初陣となる26日、開幕日本ハム戦(楽天生命)に向けての心境を語った。

この日、楽天は午前11時から本拠地・楽天生命パークで約2時間の全体練習を行った。終了後、明日の開幕戦に言及した指揮官は「(会見で)なにか特別なことを言わなくちゃいけないのかなということ以外は普段と変わらない1日です」と淡々。「(143試合の)全てが重要なので、その一歩目というところ。ただ、それだけだと思います。みんな最初の試合というのは意気込んで入ってしまうと思う。そこから通常モードに戻していく中で、しっかり地に足を着けて自分のプレーをしてくれればいい」とチーム全体を見渡した。

初陣を任せた先発・涌井については「チームを勝利に導くような投球をしてほしい。1試合良かった、悪かったというところで評価はしていないので、1年を通してファイティングポーズを取ってくれる選手だと思っている」と信頼を語った。

今季の楽天は多くの順位予想で王者・ソフトバンクに対抗する一番手と評価が高い。

その下馬評の高さを石井監督は「期待を高くやらせてもらうのはすごく幸せなことだと思う。下馬評が高いというのはいいことだと思いますけど、ああそういう目で見ているんだとか、そこらへんはちょっと節穴だなと思う部分が多々あるので、評論家の評価通りにさせていただいています」と状況を受け止めていた。

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