【センバツ】東海大相模、8強懸け鳥取城北戦 公式戦初対決 主将大塚「先制点が重要」

阪神甲子園球場(資料写真)

 第93回選抜高校野球大会第7日は26日、甲子園球場で2回戦3試合が行われる。神奈川の東海大相模は3大会ぶりの8強入りを懸けて鳥取城北と対戦する。東海ナインは試合前日の25日、兵庫県内で相手をイメージした実戦形式のノックや打撃練習などを行った。

 2年連続出場の鳥取城北とは公式戦初対決。昨秋は1試合平均7.14得点を挙げた打撃のチームだ。三島南(静岡)との初戦は、九回に相手の隙を突いた連打で突き放した。

 「終盤に力を発揮するチーム。27個のアウトを取るまでは気の抜けないゲームになる」と門馬敬治 監督(51)は語り、初戦で捕手を務めた小島大河(3年)は「上位打線を警戒しながら、投手の特長をしっかり引き出したい」と表情を引き締める。

 小差の接戦が目立つ今大会。昨夏の交流試合で敗れた大阪桐蔭も初回の4失点が響いて姿を消した。主将の大塚瑠晏(3年)は「初回 の失点は大きいと感じた。先制点が重要になるので粘り強く戦いたい」と意気込んだ。

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